パスポートを申請や更新をする旅に様々な細かい規定を満たしている証明写真を撮るのが条件です。証明写真のサイズや背景は決まっていますが、パスポート用の写真を撮る時、メガネはどうすればいいかわからない人は少なくありませんでしょう。もしかしたら、顔の写りを良くするために外したいと思っていても、それがないとパスポート申請が受理されないと悩んでいるのかもしれません。
また、パスポート用の写真を撮るときにカラコンを入れようと思っているが、カラコンを入れた写真でも問題ないかどうか気になる。パスポート用の証明写真を撮るときに、メガネをかけることにルールがあるか、メガネをかけても写真にきれいに写せることができるかについて知りたいのであれば、このガイドをお読みください。
パスポート用の証明写真を撮る時にメガネはあり?それとも、NG?
目とその周りがはっきり見えることを条件に、メガネをかけることができます。そのため、カメラの光がメガネに反射しないようにする必要があって、また、フレームの太いメガネを選ぶことにも注意が必要なので、フレーム無しのメガネを持っているのであれば、それがベスト。
一方、渡航先での出入国審査において本人確認の際に瞳の色は重要な識別ポイントの一つです。そのため、サングラス、または瞳の色を変えるカラーコンタクト、瞳の輪郭を強調するタイプのコンタクトレンズは生体認証スキャナーのタスクの妨げになるため、装着した写真を撮らないように注意しましょう。唯一の例外は「健康上の理由」で色付きのメガネまたはサングラスをかけている場合ですが、その時には医師の診断書が必要です。
日本でも、2017年10月から羽田空港で「顔認証ゲート」が導入されました。ゲートを通過すると、顔の画像と、パスポートの写真をコンピューターが照合して、同一人物であるかどうかを判断するという仕組みです。
メガネをかけた写真と外した写真、両方を撮って比較してみたい時は
メガネをかけた方とかけていない方、どちらがいいかわからない場合や、比較のために何枚か写真を撮りたい場合は、証明写真を撮るためのソフトウェアを使用するのが便利。Passport Photo Onlineを使用したら、姿勢や容姿に関するアドバイス、撮った写真は基準を満たしているかどうかの確認、必要なサイズにトリミング、全てを任せられるのが嬉しい。もちろん、納得のできる一枚が撮れるまで、撮り直しは好きなだけしても大丈夫です。パスポート用の写真以外にも、各国のビザ用の写真を撮るのも一つのソフトで可能です。
パスポート用の証明写真とメガネーまとめ
日本の場合、パスポート用写真を撮影する際、カメラの光が反射せず、目全体がはっきりと写っていれば、メガネをかけたままでパスポート用の証明写真を撮っても構いません。
しかしカラーコンタクトレンズやサングラスは、瞳孔の見え方が変わってしまうので、国際空港でどんどん普及する生体認証スキャナーでの識別が不可能になるため禁止されています。
普段かけているメガネをつけたままパスポート用の証明写真を撮ろうと考えているのであれば、念のため、メガネをかけた状態で試し撮りをして、フレームの位置や映り込みがないかを確認してください。また、フレーム無しのメガネも、無難なためお勧めします。
よくある質問
パスポート用の証明写真を撮る時、メガネは外すべき?
パスポート用の写真を撮るときに、メガネを外さなければならないという公式な規定はありません。ただし、カメラの光がメガネのレンズに反射しないように、またメガネのフレームが目にかかっていないように注意する必要があります。目、目の周りがはっきりと写っていない場合は、その写真をパスポート申請に使用することができませんので、新たに写真を撮り直す必要があります。
コンタクトをつけたままパスポート用の写真を撮っても大丈夫ですか?
普段つけているコンタクトレンズでパスポート用の証明写真を撮っても構いません。しかしカラーコンタクトや瞳を大きく見せる効果のあるコンタクトレンズ類は本人確認を不可能にするため禁止されています。
パスポート写真を撮影するとき、メガネを着用するのは禁止されていますか?
基本的にメガネを着用したままでパスポートの写真を撮影しても大丈夫です。フラッシュの反射と目を覆わないことだけに気をつける必要があります。
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ポーランドで生まれ、日本在住のヤグナは、日本学科の修士号と北海道の北見工業大学で機械工学の博士号を取得しました。
様々な科学ジャーナルの編集者として働いてきました。専門は機械倫理で、生体認証写真にまつわる倫理問題を中心に扱っています。趣味はお寺めぐりです。